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春のキリさん南紀道中 その13


 3月14日 午後11時

 キリ「今日は風呂入って寝るかな」

 田所「ホテルにありました?」

 キリ「あるにはあるんだけど
 フロントの人曰く、近所の銭湯の方が使い勝手が良いらしいからそっち行くわ」
 新宮湯

 ユーキ「今どき銭湯って珍しいよねー」

 キリ「どこもかしこも健康ランドにスーパー銭湯だもんな
 設備が充実してるのは良い事だけどよ」




 キリ「特にこれと言って語る事も無く、湯上り後のコーヒー牛乳を堪能
 明日も早いしもう寝るか」

 岡崎「そうね」

 キリ「本当は白浜に行く予定だったんだけどなぁ」

 岡崎「どうするの、これからの予定は?」

 キリ「サッサと帰る方向にシフトチェンジしたいから
 三重→愛知方面に行って、少し名古屋見てから帰ろうかなって」

 ユーキ「キリさん名古屋嫌いじゃなかったー?」

 キリ「電車マナー悪いから嫌い
 でもまあ、味噌カツ食べるくらいならいいっしょ」

 田所「食べますね、ホント」

 キリ「野球シーズンがオフの時は食べる為の旅行がメインだからな
 明日もたくさん食べたいから、早めに寝てお腹すかすぞ

 ってコトで、おやすみ」

 ユーキ「アタシたちも部屋に戻ろうかー」

 岡崎「そうね、じゃあキリくん、田所くん
 おやすみなさい」

 田所「おやすみなさーい」




 キリ「…………」

 田所「……………どうしたんっすか?」

 キリ「話の繋ぎをミスったから、スゴい面白みの無い展開になったことを後悔している
 ついでに言ってしまえば、ここで撮った写真のまとめとかしておけば救われるんだが

 10月23日現在、USBに移しておいた旅行写真が取り出し不可能状態に陥ってしまい
 この日以降の旅行写真をうp出来ないからブログが書き辛くて仕方がないんだ」

 田所「どうするんっすか!?
 この後にもまだ旅行記事いっぱいストックあるんっすよね!」

 キリ「だな、3月後半と4月前半で2件、7月の1件に加えて思い出話1件が残ってる
 これらの旅行ネタを年末までに消化し切って1年間のまとめで年越し
 来年初頭に思い出話を持ってくるつもりだったんだけど

 写真が無いと文章との合わせ技が出来なくて、ブログ化がとても厳しくて……

 ユーキ「一大事だよねー」

 キリ「マジでブログ存続の危機に至ってるんだよなぁ
 てかメモリに残った3年分の思い出も引っ張り出せないのが

 一応業者に頼めば、復旧は可能とは聞いたんだけど7万円くらい掛かるとか」

 ユーキ「それだけあったら阪神タイガースのプロコレクションユニが2着買えるじゃないー
 2弾 IF二神
 21弾 NW二神

 キリ「だろ、過去の思い出に7万円払うorこれからの思い出作りに7万投資
 どっちが有効的かは誰だって分かるよな」

 岡崎「それじゃあ過去の思い出は諦めちゃうの?」

 キリ「そこはまあ、アレだ
 ダメ元で力技使って解決してみようかと思う、しなかったらドンマイ

 田所「怖いっすね、まあ日頃からもう1個データ保管しておけばって事っすよね」

 キリ「「今更悔やんだってどうしようもねーからなぁ
 それで、これから先のブログ更新についてなんだけど」

 岡崎「もしかして閉鎖?2年続いたこのブログも閉鎖?

 キリ「それはしないつもり
 何のネタやってブログ更新しようかって話になるんだけど

 旅行の続きが気になる方もいらっしゃるとは思いますが
 写真が無いとその場の空気や雰囲気を伝えられない
 そもそも自分が旅行を思い出せない等、様々な問題点があるので

 奇跡的にデータが復活する、もしくは次の旅行までは
 旅ブログは一時中断させてもらいます
楽しみにしている方々には非常に申し訳ないです

 ユーキ「ホントにゴメンねー」

 キリ「それではまた次回」



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春のキリさん南紀道中 その12

 3月14日 午後9時

 キリ「夜の町ウロウロすんのは楽しいなー」

 田所「そうっすねー
 誰も人がいない町を独り占めしてる気分になるっすよ」

 キリ「こういう所でやるローカルスーパーめぐりとか面白いしな」

 ユーキ「なお写真はー」

 キリ「まさか10月23日で保存していたUSBメモリが壊れるとは…………

 岡崎「???
 まあここってどちらかと言えば田舎だから、夜になると早々に閉まる店が多いわよね」

 キリ「9時過ぎなのに既に居酒屋以外はほとんどシャッターが閉まってるとか」

 ユーキ「田舎だからねー」

 田所「これからどうするんっすか?」

 キリ「うーん…………お腹すいた

 ユーキ「は?(威圧)」

 田所「さっきまでお寿司食べてたじゃないっすか」

 キリ「いや、アレだけじゃちょと足りないなぁって
 それにさっきも言ったけどせっかくここまで来たんだから、食べないとね」

 ユーキ「何食べに行くのー
 アタシは着いて行くよー」

 キリ「よくぞ聞いてくれた!
 和歌山何だから和歌山ラーメン食べたいなー、って」

 田所「1食ガッツリ食べた後に、ラーメンってその胃袋どうなってるんっすか!?」

 キリ「いいじゃねえか、気にすんなそんな事!」

 ユーキ「それじゃあ食べに行こうかー」




 キリ「来たのはここ、中華そば“速水”です」
 新宮 中華そば・速水

 ユーキ「美味しいのー?」

 キリ「ぐるナビとかだと結構評判だぜ、とりあえず食べてみよう
 お姉さん、中華そばお願いしまーす」



 キリ「さあ食べよう、いただきます!」
 和歌山ラーメン・速水 中華そば

 ユーキ「いただきまーすー」

 岡崎「…………で、どう味の方は?」

 キリ「やっぱり濃いな!」

 岡崎「でしょうね、豚骨ベースに醤油を混ぜてるんですもの
 そのドロドロ感と色で想像がつくけど、和歌山ラーメンはかなり濃厚なスープよ」

 キリ「あのさ、アレあるじゃん“行列のできる店のラーメン・和歌山”
 アレをさらに濃厚にした味だわ、とてもコクがある
 行列のできる店のラーメン 和歌山

 その濃厚スープに細麺が絡んで、さらにチャーシューのこってりコンボ
 ダイエットを考えてる女性をフルボッコにする高カロリー!高濃度!
 でもその魔力が旨味を引き立てて舌を唸らせ胃袋に満足感を与える

 うん、おいしい!」
 うん、おいしい!



 田所「これが30分前に寿司10貫とマグロ丼食べた人間のコメントです」



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春のキリさん南紀道中 その11


 3月14日 午後6時30分

 ユーキ「キリさんー、今日ってどこに泊まるんだったっけー?」

 キリ「今日は新宮市のサンシャインホテルってビジネスホテルに泊まるぞ」
 新宮市 サンシャインホテル

 ユーキ「新宮ってー、阪神タイガースの元エース兼メジャーリーガーとして非常に有名なー
 藪恵壹の町ってコトで知名度が高いあの新宮
なのー?」
 OLM01 GM藪

 キリ「いや確かに新宮市は藪の母校・新宮高校があるけど藪の町ではないだろ
 てか藪の出身地って和歌山じゃなくて三重だぞ

 ちなみに福岡ソフトバンクホークスの巽真悟投手
 17弾 NW巽

 近鉄でエースとして活躍した山崎慎太郎もここの学校出身です」
 山崎慎太郎

 岡崎「意外とプロ野球で活躍した人が多いのね」

 キリ「ちなみに公立の新宮高校とは別に、私立で近大新宮高校もあって
 そこの高校からはなんJ公認終身名誉地雷オリックス中後(ロ) がプロ入り」
 11弾 NB中後

 ユーキ「新宮市って野球選手の宝庫なのねー」



 田所「ホテルにチェックインしたらご飯、行きますか?」

 キリ「おう、ここに来る途中で美味しいそうな店見付けたからそこ行こう」

 岡崎「何屋さん?」

 キリ「お寿司屋さん、しかも回らないヤツ

 田所「本当に言ってるんっすか!?」

 ユーキ「キリさんぜいたくー!」

 キリ「わざわざ和歌山・新宮まで来たんだ
 どうせなら美味しいモノ食べようぜ!」

 ユーキ「やったー!」




 キリ「ってコトで今日の夕飯はこの“かつ田”で」
 新宮市 かつ田

 岡崎「まるで地元出身の大将が云十年やってそうなお店ね
 キリさんには、ちょっと敷居が高いんじゃないかしら?」

 キリ「そう言うなって
 確かにこういう店入るのはあんまりないけどよ……」

 岡崎「ちょっと怖気づいちゃってる?」

 キリ「男は度胸!」

 岡崎「否定はしないのね」

 大将「はい、いらっしゃい!」

 キリ「とりあえず美味しい寿司を食べる、お前らもドンドン頼め!」

 ユーキ・田所「ゴチになります!」

  ※飲食店で出された食事の写真は撮っていません



 キリ「ああ美味しかった!」

 ユーキ「美味しくなかったのはー?」

 キリ「どれだけ食べてもホタテは北海道がNo.1!

 ユーキ「言い切っちゃうねー」

 キリ「それだけ美味かったんだよ、小樽で食べたホタテは最強だからな
 てか感想聞くなら、まず何が美味しかったかを聞けよ!

 田所「じゃあキリさんが美味しいと思ったものは何っすか?」

 キリ「個人的な感想を言うと、にぎり寿司はタイとカンパチ
 特にタイの歯ごたえのある触感と味が凄く美味しかったわ
 あとはマグロ丼も食べた、美味しかったです(小並感)」


 岡崎「でもそれとさぁ、せっかく和歌山って自分でも言ったんだから
 地酒とか鯨料理とか、そっちの名物も頼めば良かったじゃない」

 キリ「鯨は昼食べたからもういい、酒は下戸で飲めないから」

 岡崎「もったいないわね、せっかく日本各地周ってるのに
 一番地域ごとの特色の出るものが味わえないなんて…………」

 キリ「俺も強く嘆いてるんだから言うなよ(泣)」



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春のキリさん南紀道中 その10


 3月14日 午後4時30分

 キリ「さあ、この雄大な和歌山は紀伊山地の自然を堪能しよう!」
 熊野大社からの景色②
 熊野大社からの景色③
 熊野大社 三重の塔

 岡崎「…………」

 田所「…………」

 ユーキ「…………」

 キリ「スマン、語れるものは特に何もない
 ただ遠くに見える那智の滝、あれはきっと絶景だぞ」
 那智の滝①

 ユーキ「じゃあ行こうねー」

 キリ「でもその前に奉祈禳を奉納しよう」
 熊野大社 護摩木①
 熊野大社 護摩木②

 ユーキ「なにそれー?」

 キリ「コレに願い事を書いて奉納すると叶うんだとさ、まあ絵馬みたいなもんだ」

 岡崎「それで、キリくんは何を祈るの?」

 キリ「こうしてみようか」
 熊野大社 護摩木③


 ユーキ「楽しい旅行じゃなくて“人生”ってところが大きいよねー」

 キリ「まだまだ長いから、旅行って書いたら今後に恩恵が受けれなさそうだし

 ユーキ「欲張りだよねー」

 岡崎「字はとても汚いけどね」

 キリ「言うな」




 ユーキ「世界遺産にもお参りもしたことだしー
 じゃあ次は滝に行こうかー」
 高野山 青岸渡寺

 キリ「その為にはこの急で長いキツい石段を進んで…………」
 那智の滝 大鳥居
 那智の滝 石段①
 那智の滝 石段②
 那智の滝 石段③

 岡崎「観光客に優しくない造りね」

 キリ「自然いっぱいの山道を抜けていくと、そこに見えるのは」

 ユーキ「見えるのはー」

 キリ「神秘的で優美な滝です」
 那智の滝②
 那智の滝③


 岡崎「那智の滝は、華厳の滝・袋田の滝と並んで日本三名瀑に数えられるの
 その落差も一段の滝としては日本一を誇ってるのよ

 あと、この滝も含めて世界遺産登録されてるんですって」

 キリ「結構すごい滝なんだな、コレって
 これ見る為だけにこんな山奥まで足を運ぶ人がいるのも納得だわ」

 田所「夏とかに来たらとてもいいんじゃないっすかね?
 山の中で涼しいし、滝の効果で気温も下がってマイナスイオンも溢れてて」

 キリ「滝の近くってマイナスイオンに溢れてるよな、よく分かんないけど」

 ユーキ「そうだねー
 熊本でも大きな川の近くにマイナスイオンが溢れてるって言ってたしねー」

 キリ「ところで梗子さん、マイナスイオンって何かな?」

 ユーキ「なにかなー?」

 岡崎「あなた達、マイナスイオンが何かも知らずに色々と語ってたの?」

 キリ「俺文系だから」

 田所「僕は体育会系なんで」

 ユーキ「アタシ高卒だよー」

 岡崎「…………いいわ、私がみんなに分かりやすく説明してあげる
 こういう場所にたくさんあるって言われてるマイナスイオンはね」

 ユーキ「あーキリさんー
 後ろにいる人たちを見てー」

 岡崎「ちょっと!?」

 キリ「えっ?」

 ユーキ「ほらー、あっちの学生さんグループもカップルもー
 みんな写真を撮って欲しくてキリさんが声を掛けるのを待ってるんだよー」

 キリ「…………ああハイ、カメラ係ってことね」

 ユーキ「自分だけじゃなくて周りの人の思い出づくりに貢献するのもアリじゃないー?」

 キリ「まあ、そうだなぁ」

 岡崎「…………」

 ユーキ「こうしてキリさんはー
 那智の滝にて5組の記念写真を撮るのであったー」




 岡崎「つまり、マイナスイオンって言うのはね…………」

 田所「大丈夫っす、僕はちゃんと説明聞いてるんで続けて下さい」


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春のキリさん南紀道中 その9


 3月14日 午後3時30分

 キリ「じゃあそろそろクジラとお別れして次に行こうぜ」
 太地町 くじらのモニュメント

 ユーキ「ヤダヤダー
 イルカさん可愛いから離れたくないー」

 キリ「いや、そろそろ出発しないと数少ない電車に乗り遅れちゃうから…………」

 ユーキ「今日はもうイルカさんと一緒にいたいよー」

 キリ「イルカのぬいぐるみ買ってあげるから」

 ユーキ「一番小さくて安いのー?」

 キリ「…………好きなのを選べ」
 イルカ ぬいぐるみ

 ユーキ「わーいー」

 キリ「はぁ……」

 岡崎「後で半分出してあげるから、ね」

 キリ「ありがとう、すっごく助かるわ」




 キリ「ってなコトで、クジラの町ともお別れして」

 田所「次はドコに行くんっすか?」

 キリ「那智駅から熊野大社、紀伊山地の霊場と参詣道に」
 那智駅

 岡崎「遂に世界遺産の一つに足を踏み入れるのね
 これでいくつ目だったかしら?」

 キリ「異常震域興行場に入ってからは京都と原爆ドームかな
 個人的には奈良・法隆寺・姫路城・知床の4ヶ所は行ってるよ
 清水の舞台から見た京都の街並み
 原爆ドーム①

 岡崎「このままコンプリートするって言うのは、どう?」

 キリ「時間があればやってみるかな、これからの目標の1つとしてさ」




 キリ「熊野大社までの参詣道がひたすら上り階段な件」
 紀伊山地 夫婦杉
 紀伊山地 参詣道①
 紀伊山地 参詣道②

 岡崎「でも、この石段に沿って天に向かって真っすぐ生えてる杉の木、美しいわ」

 田所「空気も澄んでて心地が良いっすよね
 3月なんでちょっと空気が冷たいっすけど、運動してる分には良い寒さっす!」

 キリ「そうだけどよ…………
 こう、静かな山道を歩いてるとさ、こう、しんみりとした雰囲気になるよな」

 岡崎「そうね、日常の雑音が消えて行って心が洗われるわね…………」

 キリ「熊野古道を歩くことによって、我を吾ることが出来る、か」
 熊野詣 案内看板

 ユーキ「キリくん何か見出せたのー?」

 キリ「俺さ、明日には却って、また職場に行かねーとダメじゃん」

 岡崎「そうだね」

 キリ「コレってさ、とても辛い事だよな
 大好きな旅行なのに途中で切り上げて、鬼上司の元の戻るって」

 岡崎「余暇の時間を強制的に打ち切られるのって何事よりも耐え難いよね」

 キリ「それで分かったんだ
 俺は旅行をする為に仕事をしている、旅行が出来なければ仕事をする意味が無い

 見てくれよ、旅行が無ければこんな美しい景色だって見れないんだぜ!」
 熊野大社からの景色①

 ユーキ「すっごい綺麗だねー!」

 キリ「世界遺産に登録されるくらいに壮大な景色
 見知らぬ土地で歩く夜の静寂道を照らす仄かな光
 旅先での束の間の出会いと永遠の別れ

 これらを全部独り占め出来るんだ、そんな素晴らしい機会が奪われるなんて!」

 田所「キリさん…………」

 キリ「俺、もっと旅に出るわ
 んで今日みたいな、たくさんの感動を多くの人と分かち合いたい

 それが俺の生きる意味と目標
だ、熊野大社に来てようやく見つけたよ」




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春のキリさん南紀道中 その8


 岡崎「あら、コッチには図書館があるわ
 キリくん、少し寄ってみない?」
 くじらの博物館 くじらとしょかん

 キリ「いいけど、あんまり長いするとクジラショーが見れないぜ」

 岡崎「ちょっとくらいならいいじゃない」

 キリ「まあ、いいか
 で、ここにはクジラの本があるのか?」

 岡崎「そうみたいね
 図鑑とか論文、絵本に小説とかなり広いジャンルで鯨の本が揃ってるわ

 キリ「ふーん」

 ユーキ「キリさん気になる本でもあったー?」

 キリ「いや、凍りのくじらは置いてねーのかなって」
 凍りのくじら

 岡崎「それって鯨の本?」

 キリ「お、何か面白そうなの見付けたぞ
 小さい潜水艦に恋をしたでかすぎるクジラの話だってさ」
 小さい潜水艦に恋をしたでかすぎるクジラの話

 ユーキ「なにそれー?」

 キリ「火垂るの墓の作者が描いた本だとさ
 まあ戦争由来の話なんだろうな、ちょっと読んでみるわ」



 キリ「うう、悲しい話だなぁ
 マジクー助不憫、いつの時代も優しい男って救われねえよなあ…………」

 田所「キリさんの眼がすごいウルウルしてる……」

 ユーキ「児童文学読んだだけで緩む涙腺ってー」

 キリ「児童文学で感動したっていいじゃねえか!
 好きな人守る為に犠牲払ったんだぞ!
 でもそれは“人”じゃなかった、その報われなさとそれに気づかない無垢さ

 この儚さと純粋さに感動させられるんだよ」

 岡崎「それで、その本繰り返し3回くらい読んでるけど
 肝心のイルカショーは実に行かなくていいのかしら?」

 キリ「…………あ!?」




 キリ「クジラショーは無事終了した模様」
 くじらの博物館 ショー終わりのクジラ

 田所「小さなクジラって意外と可愛いもんなんっすね
 間近で見るとこのつぶらな瞳がイカシてますよね

 ユーキ「でもイルカも可愛いよねー
 人懐っこい性格に人に慣れてて喜ばせようとしてくれるところがいいよねー」

 キリ「すまねーな、動き回ってる姿も見たかったんだが」

 ユーキ「全然いいよー
 この旅はキリさんが好きな様に歩くのが目的なんだからねー」

 イルカ「キュー」

 キリ「コイツ、イルカと喋ってやがる…………」

 岡崎「そんなことより、キリくん」

 キリ「そんな事よりって……」

 岡崎「シロナガスクジラの骨格標本があるわ」

 キリ「どれどれ…………でっけえ!」
 くじらの博物館 シロナガスクジラの骨格標本レプリカ


 岡崎「本物じゃないんだけどね」

 キリ「何だつまんねえ」

 岡崎「本物の骨格標本を野ざらしにするのは流石に、ね
 実物は山口の海響館に飾られているそうよ、行ってみたい?」
 海響館

 キリ「まあ機会があれば、山口県に行くときは梗子さんも来る?」

 岡崎「喜んで!」





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春のキリさん南紀道中 その7


 キリ「腹ごしらえも済んだ事だし、次はくじらの博物館に行って賢くなろう」

 ユーキ「いいですともー」
 太地町 くじらの博物館


 キリ「でけえ!クジラってやっぱりでけえ!」
 くじらの博物館 骨格標本①
 くじらの博物館 骨格標本②

 田所「ホント大きいっすよね……」

 岡崎「それはそうでしょう、何て言ったって地上最大の動物ですもの」

 キリ「シャチもでけえ!歯も鋭いな!」
 くじらの博物館 骨格標本③

 田所「こんなのに噛まれたらすぐ死ねますよ」

 岡崎「シャチは海洋生物の中で天敵がいないって言われてるくらいの動物で
 鋭い歯と高い頭脳を駆使して厳しい海洋で生きているのよ
 あと、たまーに太地町にも現れたりするんだって」

 キリ「へえー、北の海の生き物って思ってたんだけど太地町にも来るんだ

 …・………ってデカッ!?」
 くじらの博物館 雄性生殖器

 田所「でかいっすねー」

 キリ「これは、勝てねえな」

 田所「そうっすねぇ、勝負挑む方が無謀っす…………」

 キリ「いや、でも硬さでなら案外勝負できるんじゃねえか?」

 田所「持続力の分野でも鍛えさえすれば健闘も可能かと思うんっすよ」

 岡崎「R‐18タグ付けなきゃダメになるからそこらへんにしなさい!




 ユーキ「あー、コッチにはクジラの髭があるよー」
 くじらの博物館 ヒゲクジラの頭蓋骨

 キリ「これってどういう役割なんだろうな?」

 ユーキ「キリさんそんな事も知らないのー?」

 キリ「…………お前は知ってんのか?」

 ユーキ「もちろんー、クジラの髭って言うのはねー
 オキアミとか動物プランクトンを海水から分離させる役割があるのよー
 これがあるから餌を安定して供給できるからー
 ヒゲクジラの仲間は比較的体長が大きくなる
んだよー」

 田所す「ユーキちゃんすごい詳しいっすね!
 クジラ博士だったりするんっすか!?」

 ユーキ「いやいやー
 ただ一般常識を人よりも少し知ってるだけだよー」

 キリ「じゃあもう一つ聞くけど、ヒゲクジラじゃないクジラの仲間ってのもいるのか?」
 
 ユーキ「いるよー
 そっちは歯クジラって言ってー、文字通り歯があるクジラなんだー
 くじらの博物館 ハクジラの頭蓋骨

 歯クジラはその歯を使って獲物を一匹ずつ捕まえて食べるんだよー
 でも歯の役割は噛み千切る為じゃなくてー
 あくまで引っ掛けたりする程度のモノなんだー」

 キリ・田所「へぇー」

 岡崎「以上、説明書きをコピペしたユーキの説明でした」
 くじらの博物館 ヒゲクジラの説明書
 くじらの博物館 ハクジラの説明書

 キリ・田所「えぇー」




 キリ「クジラを利用して造った製品だってさ」
 くじらの博物館 クジラ製品一覧①

 岡崎「調べてみたら案外身近な物もあるかもね」

 キリ「コッチのサンプルじゃゼライスくらいしか分かんねーな
 っと思ったらコッチには絵が描いてあったか」
 くじらの博物館 クジラ製品一覧②

 田所「意外と多いんっすね
 ボタンとかの硬い製品は歯で、皮製品でクジラの皮が使われてるんっすね」

 キリ「肝油ドロップもクジラ原料だったっけ?」
 肝油ドロップ

 岡崎「昔はそうだったみたいだけど、今のは違うみたいよ
 たぶんキリさんが食べてた肝油ドロップはビタミン精製剤かもね」

 キリ「なーんだ、ちょっと期待したのに……
 お、コッチに何か面白いモノがあるぞ」

 ユーキ「なになにー?」

 岡崎「キリくんの“面白いモノ”ってイマイチ期待できないのよねー」

 キリ「いやいや、これは面白そうだろ」
 くじらの博物館 龍涎香

 岡崎「龍涎香ね、かなり珍しいモノらしいわね」

 キリ「何でもクジラが食べた物が固まって出来たらしく、とてもいい香りがするらしい
 それに昨今では捕鯨が禁止されてるから入手も難易度が高い

 これは是非嗅いでみなくては!!」

 ユーキ「よしいけキリさんー!」

 キリ「おう!」



 ユーキ「どうー?」

 キリ「何て言うかな、コレ
 ちょっと甘みが漂って来て、それでとっても柔らかい匂いがするんだよ
 …………でも俺、香水の良し悪しってよく分かんねーからなぁ
 これがとても素晴らしいモノかって言われると判断できないんだよなぁ」

 岡崎「結論、キリくんじゃ当てにならないので
 皆さんも実際に太地町まで足を運んで嗅ぎに来て下さい

 キリ「面目ない」



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春のキリさん南紀道中 その6


 3月14日 午後12時30分

 キリ「次はクジラを食べに行くぞ

 田所「敢えてそこで食べに行っちゃうんっすね」

 キリ「食文化も堪能しないとな」

 田所「ただお腹がすいただけなんじゃ…………




 キリ「クジラ料理って思ってた以上に高いんだな」
 クジラメニュー一覧

 ユーキ「クジラカツ膳もそこら辺のいいトンカツ膳より値段貼ってるしー
 カツカレーなんかココイチのトッピング大目くらいの値段だよねー」

 田所「それでキリさんはどれ食べるんっすか?」

 キリ「そこの竹とんぼって言う大衆食堂的な所で安上がりに……」
 食堂 竹とんぼ

 岡崎「せっかく来たんだから横のホテルで食べたらいいのに
 お土産屋さんのおばちゃんもお勧めしてたじゃない」
 太地町 花遊

 キリ「いやいやいやいや、一体いくらするんだよ!
 ってかここのランチサービスって土日だけって書いてあったし」

 岡崎「ちなみに“太地町物産センター”の方がおすすめしてくれた
 ペリカン石鹸から発売されている洗顔フォーム“ひのき泥石炭”は素晴らしい一品です」
 ペリカン石鹸 ひのき泥石炭

 キリ「薫るヒノキの香りとても柔らかでしっとりした質感の泡
 これらが優しくお肌を包んで、潤いと綺麗な肌を提供してくれます

 岡崎「男性も女性も使いやすいこちらの商品はHP・Amazonから購入できます
 今お使いの洗顔フォームがイマイチ、新しいのに切り替えたいなーと言う方は
 コチラから、是非購入をご検討してみてはいかがでしょうか」

 キリ「以上、異常震域興行場ネットショッピングでした!」

 ユーキ「猛烈なステマだー」

 田所「もうダイレクトマーケティングじゃないっすか、コレ」



 キリ「じゃあクジラの刺身にチャレンジするかな」
 クジラの刺身

 岡崎「素材その物の味を試すってワケね」

 キリ「いや、単に揚げ物系が好きじゃないから選んだだけ」

 岡崎「あら、そうだったのね」

 キリ「それじゃあ実食と行きましょうか!」

 田所「ところで、写真の刺身の横にあるタバコは何なんっすか?
 キリさん喫煙者でしたっけ?」

 キリ「これはサイズ比較用のアレだ、きにすんな
 じゃあ、いただきまーす」

 岡崎「どう初体験のクジラ肉、美味しい!?」

 ユーキ「イケるー?それても無理っぽいー?」

 キリ「なんていうかさ、歯ごたえがもの凄くあるんだよな
 やっぱり肉の刺身だからかね、魚みたいなん想像してたから予想外だった

 醤油と生姜を付けて食べると、とても合うんだよなー
 でも味的には、かなり血の味が強い、これは好みが分かれそう

 正直言ったらコレで売り込むのは無謀

 ユーキ「お気に召さなかったようねー」

 キリ「そしてこれだけじゃ足りん、ただこれ以上クジラ肉ってのもなんかなー」




 キリ「ってことで、保険にカレーライス買っといてよかったわ」
 竹とんぼ カレーライス

 ユーキ「やっぱりカレーが至高の一品だねー」

 キリ「うん、おいしい!」
 うん、おいしい!




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春のキリさん南紀道中 その5


 3月14日 午前11時30分

 キリ「さーて、落合博満記念館も堪能したし次はどうすっかなー」

 岡崎「どうするもこうするも、何にも無いんだから戻るしかないじゃない」

 キリ「いやいや、よく周りを見たら面白いもんがあるもんだぞ」

 岡崎「例えば?」

 キリ「ほら、あの灯台とか行きたくね?」
 梶取埼灯台①

 岡崎「特に興味は湧かないんだけど、行きたいの?」

 キリ「うん、ちょっと気になる」

 ユーキ「よし行こう行こうー」




 岡崎「普通の灯台ね」
 梶取埼灯台②
 梶取埼灯台③

 キリ「何かこれ関連で逸話とかあるんだろうな、きっとあるんだ!」

 岡崎「知らないのね」

 キリ「うん」

 岡崎「ここは“梶取埼”っていう岬で、この辺りでは捕鯨が盛んに行われていたの
 それで海にいる鯨の位置を教えたり、近世では海上交通の安全を守る為に使われて
 海と関わった文化的・歴史的にはとても重要な場所ね」
 梶取埼 狼煙場跡
 梶取埼 案内看板①

 ユーキ「あと看板によると朝日と夕日がとても綺麗だとかー
 ちょっとゆっくりして見て行ったりしないー?」
 梶取埼 案内看板②

 キリ「ちょっと(6時間)
 それよりも、ちょっと先の方まで行ってみたいかな」




 キリ「おおおおおお!!
 なかなかの絶景だな、コレ!!」
 梶取埼①

 ユーキ「壮大で荒々しいねー
 こけて落ちたら絶対死んじゃうねー」
 梶取埼②

 キリ「こええええええ!自然マジこええええええ!」
 梶取埼③

 ユーキ「キリさんー!一番先まで行ってみようよー!」
 梶取埼④

 キリ「おっけー!」
 梶取埼⑤

 ユーキ「きゃー!怖いー!」
 梶取埼⑥

 キリ「落ちたら怪我して黒潮で流されるぞー!」

 ユーキ「キャハハハハハハ!!」



 田所「あの2人、楽しそうっすね」

 岡崎「23にもなってあのはしゃぎっぷりは、ちょっと理解できないわ
 そんなことよりくじら供養碑なんてものがアッチにあるわね」
 梶取埼 くじら供養碑①
 梶取埼 くじら供養碑②

 田所「そうっすね、供養碑って卒塔婆みたいなの想像してたんっすけど
 思った以上にクジラのモニュメントっすね」

 岡崎「子供にも分かりやすいデザインの方が伝わりやすくて魅力的じゃない」

 田所「それに一目で何を表しているか伝わりますもんね」

 岡崎「捕鯨文化は太地町に根強く残っているもの
 それを様々な形で後世に伝える必要があって、その形の1つがこれなのね

 野蛮な文化だと批判する輩はいるけれど、実際どういう成り立ちで起こって
 それが何故必要だったのか、今も残っているのか

 そういった部分を正しく読み取って文化を理解しないと
 頭ごなしに批判したら誰だってムキになっちゃうじゃない」

 田所「文化の善し悪しは別として 
 理解しあえず不毛に争う事は良い事じゃない
っすもんね」

 キリ「あと、シーシェパードはとりあえず滅びとけ

 ユーキ「全く持って同意ねー」

 田所「せっかく綺麗に締めようとしたのに…………」




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春のキリさん南紀道中 その4


 3月14日 午前10時

 キリ「…………」

 岡崎「キリくん、とても辛いとは思うけど切り替えていきなよ」

 キリ「…………」

 岡崎「重症ね」

 田所「無理もないっすよ
 大雑把な振りして、実はウキウキで立ててた3連休の旅行計画
 1日目にして全破綻したんっすから、落ち込むなって言う方がムチャっす」

 岡崎「だよね……
 でも可哀想だけど、私たちじゃどうしようもないし」

 ユーキ「キリさんほらー、太地町着いたよー」
 太地駅①
 太地駅②


 キリ「うん、降り損なったら時間がもったいないし行こうか」

 ユーキ「もう元気だしなよー」

 キリ「だなー」




 キリ「はあ、心地良くなるくらい田舎町だなー」
 
 ユーキ「駅舎が素朴だねー
 それでここからどうやって博物館に行くのー?」

 キリ「町内循環のバスがあるから、それに乗って記念館最寄りのバス停まで行く」

 ユーキ「なるほどー」




 ユーキ「キリさんの言葉に騙された結果がコチラー」
 落合博満野球記念館への道
 太地町の海岸①
 
 キリ「騙してねえよ」

 岡崎「何で最寄りのバス停から砂利道歩くのかしら」

 キリ「だから、記念館の最寄りのバス停から
 砂利道を10分ほど歩いたら落合博満野球記念館に辿り着くんだよ

 岡崎「ホント周りに何にも無いわね」

 キリ「そりゃあ僻地中の僻地だからな
 和歌山と言う日本の僻地の、太地町と言う僻地の、さらに僻地な神の浦にあるから

 まあ公式ページにも
 どうぞ皆さま、落合の家をちょっと訪ねてみようかという気分でお気軽にお立ち寄りください。
 って書いてあるくらいだから、そういう精神で立ち寄らなきゃダメだぜ」

 田所「まさに物好きの為の場所っすよねぇ
 ここまで好き好んで足を運べる人なんて……」

 キリ(ニコニコ

 ユーキ(ニコニコ

 田所「目の前にいたっすね」

 岡崎「しかも2人も、ね」




 岡崎「で、中に入った感想は?」
 落合博満野球記念館 正面門

 キリ「まず基本、展示物は撮影禁止らしく、唯一OKみたいなコレ」
 落合博満野球記念館 落合博満の銅像


 岡崎「これ、落合さん本人の銅像?」

 キリ「本人から型を取って造ったものだと
 作成の一部始終を記録したDVDが館内で流されてたわ」

 ユーキ「アレはアレで面白かったねー」

 キリ「展示品に関しては落合博満氏の野球人生を通しての
 様々な記録を賞したものが年代毎に所狭しと並べられてたわ


 トロフィーや賞状だけじゃなくて記念バットとか新聞の切り抜きとか、もう全部!」

 ユーキ「個々人の偉大さを伝えるには十分な量だったわねー
 それに記念館の中央部分の部屋には大量のガンダムを中心としたフィギュア達とかー

 二階には家族で経営してる喫茶店があってー、そこから熊野灘が一望できたりー
 信子夫人が描いた油絵とかも展示してあったわー」

 キリ「ちなみにこれが画集と入館チケットです」
 落合信子油彩画文集 出会い
 落合博満野球記念館 チケット・パンフレット

 岡崎「えーっと、ちょっといいかしら
 ここって落合博満さんの野球記念館なのよね?」

 ユーキ「そうだよー」

 岡崎「ガンダムとか油絵とか、野球に関係無いんじゃないかしら?

 ユーキ「何言ってるのー!
 落合博満からガンダムを奪ったらー、今までの彼はすべて消えてしまうのよー!
 それくらい彼にとってガンダムって言うのは切っても切れない存在なのよー
 落合氏とガンダム

 キリ「そうだぞ、ガンダムが落合氏の余暇時間を満たして
 家族との絆を深めるとても大切な役割を果たした、まさに人生の一部

 これを否定することは落合氏そのものを否定するようなものなんだぞ!」
 落合専用ガンダム

 岡崎「そ、そんなに大切なモノだったのね…………」

 キリ「分かればよろしい」

 田所「で、でも油絵だったり喫茶店っていうのはどういう意味があるんっすか?」

 キリ「ここはな、単なる記念館じゃなくて“落合博満の別荘”なんだ
 だから落合氏が好きなモノを飾って、好きな飲み物を振る舞う、そういう施設だ

 言っちゃえば特に意味は無いかな」

 田所「無いんっすね」

 キリ「むしろ意味を見出そうとする方が、な
 ここは集客施設じゃなくて、一個人の家を開放しているって考えた方が良いかな

 アクセスの悪い和歌山県太地町の一番端っこに
 2000円払ってまで家に入りたい人は、どうぞ来て下さい
 ってスタンス
で経営している建物だから、興味が無い人は来なくても良い所だよ」

 田所「なるほど……
 日頃テレビとかで見る落合さんらしいっちゃらしいですね」

 キリ「考え方と言うか自分の哲学がハッキリしてるんだよ」




 岡崎「で、肝心の落合一家には会えました?」

 キリ・ユーキ会えませんでした」




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キリ

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9・13、人物紹介更新しました

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