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豊郷小学校日誌 その5


 モフモフハンマー

 睨み合いが続く音楽室
 離れればモフモフハンマーが飛んで来る
 しかし間合いを詰めれば遠心力分の威力が減った軽い一撃しか喰らわない

 だが彼女にはゴールデンチョコパンというもう一つの、近接武器が非常に厄介
 その威力は未知数ではあるから飛び込んでいくのも手段ではある
 ただ自分から殴られにいくという行動を実行する様な人間はよっぽどのマゾヒストだろう
 ゴールデンチョコパン

 そんな思考が頭をよぎりながら、少女は相手の出方を伺う
 もう片方の少女はいつでも攻撃出来る様にモフモフを回転させ続けている

 純「いつまで睨みあいを続ける気よ」

 実「そんなコト言うのならそっちから掛かって来たらどう?」

 相手の挑発には乗らず、敵の攻撃パターンを見極めることを優先
 あくまでも相手の動きを読み取ることに専念する

 純「ならお言葉に甘えてコッチから!!」

 しびれを切らして攻めの姿勢へ移行、力の乗ったモフモフが弧を描いて実に襲い掛かる

 左側から飛んで来るモフモフの位置とそのおおよその軌道を読む
 そして目線を切りながら、右側へと駆け出す
 同時に、次手で来るであろう右からのモフモフをシッカリと目で確認
 隙を作らないような位置取りを意識して動く

 予想通り、右側からモフモフが飛んで来る
 それをさらに右へ避ける、限られた空間内でできる限りの距離を取る

 これだけ距離が開いてたら、中距離系大技の後で反撃の心配もない
 それを確信し実は印を組み、そして意識を手に、魔力を口に集中させる
 大きく素早く息を吸い、そして勢い良く吐き出す
 
 口から吐き出された魔力が指で組まれた魔法陣を通して赤い炎へと変わる
 炎は空間を飲み込むかの様に進みながら純へと牙を剥く

 純「うわぁ!!」

 それを横っ飛びで体を投げ出し、間一髪で何とか避ける
 

 近接戦闘に自信がある場合はステップで切り返し、相手の正面に立つのがセオリー
 けれども実は、バンプアップこそあるものの身体能力は平々凡々
 リスク無視でゴリ押すより、堅実な一手を選んだ結果の判断だ

 実「外しちゃったかぁ」

 純「なかなか……やるわね…………」

 実「息が上がってるみたいだけど、休憩する?」

 押し気味の空気を感じつつ、冷静さを取り戻すため少し息を落ち着かせながら挑発を送る

 純「そうね…………」

 純は実から視線を外し、軽く目で合図を、そしてそれに応え頷く紬

 実「何っ!?」

 純「まだまだよ!!」

 もう一度モフモフハンマーを回転させると勢い良く投げつける

 まだ元気みたいね、そう思い浮かべながら次の動きを読み、反撃に備える




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