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豊郷小学校日誌 その7


 実&那岐組

 おかしい…………あれから10分間、ずっと動かせっぱなしなのに何で疲れないの!?

 モフモフによる攻撃を避けつつ、接近戦や距離を取っての魔法攻撃
 加えてフェイントなど様々な技を駆使し休ませない様に陣取ってきた実

 ペースを掴んでいるので、形勢は明らかにコチラが優位なはず
 だがどう見ても純の顔には疲れの色が浮かんでいない
 それどころか時折スピード面で置いていかれそうにもなる

 見た目からでは想像出来ない驚異のスタミナ
 それによるプレッシャーが実へ徐々に牙を剥き始めている

 純「最初の勢いはどうなったのかな」

 実「うるさいわね!」

 挑発の言葉も短めに、モフモフによるラッシュが続く

 これを寸でのところでかわしつつ、体勢は崩れながらも印を組んで火を吹く
 狙いは天井、中くらいの火球を頭上へ向けて勢い良く飛ばす
 火の玉は純の頭上で炸裂し、火の粉を撒き散らせる

 純「うわっ!」

 たまらず悲鳴を上げる
 その一瞬、目線が実から外れる瞬間を狙って距離を縮める、左の拳に炎を纏わせて

 実「喰らいなさい!!」

 だが一筋縄ではいかない、隙を逃さまいと振るった拳はいささか大振り
 軽いモーションで躱されて、その拳は無常にも空を切る
 勢い余った実はそのまま壁にぶつかってしまう

 実「いったぁ……」

 純「ふう、危ない危ない
 劣勢だからってちょっと力みすぎじゃない?」

 落ち着け、落ちくんだ自分
 もっと周りを見て、さっきと何が変わったかに気付かないと
 自分にそう言い聞かせて実は周囲に目を配る

 純「油断大敵よ!」

 意識が散った所を狙われるもこれを避け、火炎放射で牽制し距離を開ける
 そしてもう一度、冷静に教室内を観察する

 実(そういえば、もう1人の女の人は何を…………!!)

 気付かなかった、そして今気付いてしまった
 紬は2人が戦っている最中にずっとキーボードで演奏をしていたことに
 そしてその目的と効果まで、実の頭の中で一本の線に繋がった
 ムギ 演奏中

 紬「あら、ようやく気付いたのね
 お察しの通り私の演奏は純ちゃんに様々な効果を与えるのよー

 例えばゆったりとした曲調を流したら癒しの効果で心拍数を下げてリラックス効果だったり
 逆に心が踊る様なテンポの速い曲だとリズム感が付いて俊敏性が上がったりー」

 実「那岐くん!あの人を止めて!」

 言い終わるのが早いか、実が叫んだ瞬間に那岐が銃を構え紬を狙う

 パシッ

 那岐「!?」

 放たれた銃弾は紬にあと2mという地点で弾かれてしまった

 紬「ウフフ、この某国製の防弾バリアーって本当に効果があるのねー
 今度軽音部のみんなにプレゼントしようかしらー」

 那岐「」(ムッ

 パシッパシッパシッ!!

 銃に込められた弾を数発、同じポイント目掛けて連発するも見えないバリアーは貫通出来ない
 すべて標的に届かず手前で弾かれてしまう

 紬「いくら撃っても無駄ですよー」

 那岐「…………」(キッ

 純「ムギ先輩、万事休すみたいですよ」

 紬「そうねー
 このままだと純ちゃんのモフモフで捕まって私たちが勝っちゃうんじゃないかしらー」
 モフモフハンマー

 実「…………まだよ」

 純「へ?」

 実「この教室を見回して私、勝ち方見付けちゃったんだ!」

 そういうと実は不敵に笑顔を見せた




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