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豊郷小学校日誌 その10


 キリ&岡崎組

 結界の張られた校舎への入口をくまなく探すも見付からず途方に暮れていた
 唯一見つけた場所は、つい先ほど爆音が響いた元と思われる講堂側の2階廊下だったが
 上る手段と、その途中で敵と相対してしまう危険性から却下された

 キリ「さて、どうすっかね」

 岡崎「車で突撃してみる?」

 キリ「ダメな結果しか想像出来ないからやめとこーぜ」

 岡崎「なら残るアテは…………」

 キリ「あそこだけか」

 2人の視線の先にあったのは、唯一結界が貼ってないであろう観光案内所だった
 豊郷小学校 観光案内所

 キリ「行くか」

 岡崎「行くの!?」

 キリ「とりあえず何かしねーとな、もしかして解決のヒントとかあるかもしれないし」

 岡崎「そうかなー」

 観光案内所のドアノブに手を掛ける
 予想通り結界は貼っておらず、オマケに鍵も掛かってなかった為ドアノブは回り扉が動く

 入口に置いてあるスリッパに履き替え、中のドアも開け様子を伺う

 キリ「すみませーん」

 ???「はーい」

 誰かがいる
 2人は顔を見合わせ、体を強ばらせつつも、まだ見ぬ相手に対し備えを怠らなかった




 実&那岐組

 一方、純からこの結界を張った目的を聞いた実と那岐はユーキの元へ向かっていた
 相手の狙いはユーキと知った実は、姉の援護の為に階段を駆け降りていた

 那岐「!?」

 実「どうしたの那岐くん?」

 那岐「」(クイッ

 2階に降り立った時に、那岐が立ち止まり廊下の先に指をさした
 示した方向には首を伸ばしてみると2人の少女の後ろ姿があった
 どうやら誰かと戦っているようだ
 豊郷小学校 後ろ姿

 実「正面から行っちゃダメだよ
 それに、向こうで誰かが戦ってるんだから合流してからの方がいいと思うの」

 那岐「」(コクッ

 そう言って2人は1階へと降り、廊下を駆け抜けて奥の階段へと回り込んだ

 実「それにしても、いつまでたってもコラの上達しないわ」

 那岐「」(コクコクッ




 だが2階への階段を上がろうとしたその時、講堂へと繋がる廊下から呼び止められた

 ???「ちょっと、そこの2人」

 実「誰!?」

 ???「そんなに警戒しなくてもいいわ、こっちに来て
 あなた達が探している人と出会えるわ」

 実「…………」

 那岐「」

 実「…………ゴメンね」

 蚊の鳴くような声で、謝罪する様にそう呟いて、上りかけた階段に背を向ける
 メガネを掛けた少女に従って、その後ろを2人はついて行く

 案内された先には閉ざされた講堂の扉があった

 実「ここに、お姉ちゃんがいるの?」

 ???「そうよ
 でも先生にここには入るなって言われてるの」

 実「えっ!?」

 ???「そんなに驚かなくてもいいわ
 だからここの階段を上って、上から見学するように指示があるから」

 そう簡単に説明すると少女は階段を上っていく
 少し躊躇する実、それを気遣って横で立ち止まる那岐

 実「…………行こう、か」

 那岐「」(コクッ

 力強く頷いた那岐に少々の安堵感を抱いた実は、意を決して階段を上がる




 豊郷小学校 講堂2階

 講堂を一面見渡すことの出来る2階席、そこから3人が見た光景は

 夜叉の様な格好で、殺気を振り撒きながらギター片手に暴れている女性と
 それに対峙する、禍々しいオーラを放つ刀を振り回している自分の姉
 そして床のいたる所に蠢く得体の知れない化物の姿だった



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