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キリ・ユーキ・岡崎の貧乏旅行2014 その18


 次は右に15cmだけステップを取って間合いを詰めて行くとー

 ユーキは自分が見た光景
 ほんの僅かな攻撃の初動、目線の移動、吐息の間隔
 これらの情報を1秒も満たない頭の中で全て纏め上げ、最善の一手を選択する


 相手の数に圧倒されて焦燥感に駆られていたのか
 いつもの様な冷静な戦いっぷりを見せられなかった

 しかしそこに、喝というか水差しと言うか
 キリによる、よく分からない介入のおかげで何とか冷静な自分を取り戻す
 そのおかげで、実質1VS30の圧倒的不利な状況から脱出する自信が湧いてきた

 グンマー⑨
 右の男は長銃を撃つ気配は無い、それよか直接殴る方がいいと踏んでいる
 なのでその思考が変わるまで距離を取り続けて構わない

 だが真ん中の筋肉質な男は血の気が多いのか、コチラに向かう動きを見せている
 いくら動きが読めるからと言っても
 相手の得意分野である近距離戦をわざわざ挑むのは危険だ
 自分の間合いをキープできるようにステップを踏む

 グンマー⑩
 そうなると左の鈍器を持った半裸の男に対する姿勢が肝心になる
 右・真ん中の2人を正面に迎える立ち回りをした為に、残る1人を自由にさせている
 そうすると心理上、一番隙の大きくなる後ろに回り込むのがセオリー

 そのセオリーを上手く利用してユーキはいくつかの策を張り巡らせる
 まず間合いをキープしていた男との距離を詰める
 すると鈍器を持った男と挟み撃ち状態になる
 だが挟み撃ちになってしまうと、同士討ちの可能性が起きるため
 やみくもに鈍器を振り回すことができない

 この一瞬の躊躇を見逃さず、バックステップからの鈍器男に平手打ちで軽い一発
 さらに平手打ち時の回った反動で一回転しながらしゃがみこみ
 膝を曲げた反動で、筋肉質な男の内側に詰め寄り金的を喰らわせる
 うずくまった所に黒刀で首を切り捨てる

 切り払った刀はそのまま背後に迫りよった男の鈍器を受け止める
 そのまま体勢を戻し、鍔迫り合いで対峙する
 ここで詰め寄ることで銃を持った男が発砲し辛くする狙いもある
 
 個々の戦いは実力勝負
 武器を持つ者同士の戦いは如何に自分の間合いを保てるかが鍵となる
 互いの適正距離をキープしようとフェイントを交えながら
 前方に光る銃口を意識して立ち回る

 そしてユーキは左の太ももを銃弾に撃ち抜かれた
 決して油断したわけではない
 だがこの状況での立ち回りと最善の手を踏みつくしてきた結果
 どうあがいても、どう立ち回っても銃弾を浴びるしか選択肢がない状況
 その中で頭・右肘・太もものどれかを撃たれるなら、妥協の末の結論だった

 悲鳴を上げる岡崎、助けに行こうとするも周囲のグンマー族に目で制されるキリ
 倒れ込んだユーキには鈍器の追撃が迫る
 華奢な身体を破壊する鈍い音が、仲間の怨恨を乗せて2発、3発と鳴り
 悲鳴とも嗚咽とも取れない耳触りの悪い声が口からこぼれる

 キリ「やめろー!!」

 その声に我慢出来なかったキリが大声で叫ぶ




 次の瞬間、鈍器を持った男に白い球が、空気を引き裂き直撃する
 予期しない反撃と強烈な痛みに屈強なグンマー族も叩くのをやめ悶え苦しむ
 他のグンマー族も妙なざわつきを見せる
 
 キリ「今のはなんだ!?誰が!?」

 ???「何で連絡をしなかったんだ!?危うく大変なことになってたんだぞ」

 ???「俺の一撃でギリギリ間に合ったんだからいいじゃないか、なあ」

 ???「ゼッコーチョー」

 キリ「あなた達は…………?」




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