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熊本弾丸ツアー @興行場への依頼 その28


 ユーキ「ゲオザークってロボットだったんだー
 通りで土井の言う事何かをよく聞くわけだねー」
 ゲオザーク⑪
 
 土井「“何か”は余計だ」

 ユーキ「そうー?
 でもよくこんな大きいロボットなんか作れたよねー」

 土井「これこそマサキ・ケイゴによる科学力の賜物だ
 1h5000円からレンタル、故障時は修理代負担だけどな」
 マサキ・ケイゴ

 田所「コレ、レンタル品だったんっすね」

 くまモン「フフフ……」

 一同「!?」

 くまモン「コイツが機械だったモンね
 それなら対策が練りやすいんだモン」

 腹部に巨大な傷跡を付けられフラフラと立ち上がるくまモン
 だがその姿と裏腹に言葉の力強さは健在だった
 力強い眼力で火花を散らすゲオザークの姿を捉えると
 左ヒレの付け根に向かって蔓を伸ばし締め上げた

 くまモン「こうやって!」

 力一杯、強引に引っ張り上げ

 くまモン「結合部分が弱い所から潰していけばいいんだモン!」

 強制的に行動不能にする為、各個破壊に打って出た

 土井「バカ野郎!そんな事したら弁償金が大変なコトになるじゃねーか!」

 手元に持っていたゲオザークのリモコンを操り
 稼働のエンジンを全力で逆回転させ、猛烈な勢いで後退する
 くまモンも負けじと黒い腕に詰まった筋肉を固く引き締め、再び綱引きが始まる

 だが今回は結合が比較的弱い部分に蔓が巻き付いて
 蔓以上にゲオザークのヒレが機械の軋み音が響き渡る

 互角とは言えない状況になれば、長引けば長引く程不利になる

 決断した土井はエンジンを逆回転に操作、元の方向へと戻し前進させた
 拮抗状態の両者だったが、それをいきなり解除
 当たり前だが、くまモンは後ろにひっくり返った

 その間、蔓による拘束の解けたゲオザークは全速力で土を掻く
 くまモンが起き上がる頃には巨大な身体の大半が地中に隠れていた
 そしてそのまま、足元で大きな地響きを立てながら
 熊本市内から去って行ったのであった…………





 キリ「何してるん?」

 土井「いやー、これ以上戦闘やったら故障個所が増えるじゃないっすか
 そしたら、今回の報酬分け前から取れる利益がパーになっちゃうじゃないっすか

 そうなると困るから早めの撤退を選択したんっすよ!」

 田所「つまり敵前逃亡ってワケっすね……」

 土井「賢いな田所、ズバリ!そういう事だ!」

 キリ「ズバリ!じゃねーよ!!
 あの化け物倒しきれてないから熊本が!
 ひいては俺たちが大ピンチに陥っただけじゃねーか!」

 田所「本当っすよ!
 どうするんすか!僕たちであの怪物にどう対処するつもりなんっすか!?」

 実「土井くーん、私たち死んじゃうの?」

 土井「まあ皆さん方、そう慌てる必要はねえ
 何故ならここに!俺の手元に!本当の!最後の!最終兵器を持ってきているからな!」

 田所「本当ですか……?」

 土井「おう、てかコレが使えなかったらマジで終わりだから
 封印依頼解決出来ずに、報酬0に加えて素っ裸で強制帰還させられるわ

 キリ「とてつもなく不安だ」

 土井「それは結果を見てから判断するもんっす
 ユーキ、コレ渡すから使ってくれ」

 ユーキ「コレなあにー?金色に光っててとても綺麗なんだけどー」
 輝くスパークレンス

 土井「これはスパークレンスって言ってな……
 説明は後でいいや、まず思いっ切りユーキの魔力を注ぎ込んでくれ

 ユーキ「はいー」

 返事をして手の平大の大きさな金色に輝くスパークレンス
 それを右手で握り締めながらユーキはありったけの魔力を込める

 土井「おお、そうそう」

 ユーキの体内から放出された闇の魔力がスパークレンスに集中し
 金色の輝きは一瞬で消え失せ、漆黒へと染まっていく
 スパークレンス 黒

 それに影響されてか周囲の空気を不穏に曇っていき
 ユーキを中心にその場の空間が歪み、不快な空間が形成されていく
 魔力の篭ったスパークレンスは周囲の光りまでも飲み込む勢いで
 強過ぎる力を解き放って行く


 土井「もういい!もうこれ以上はいいから!
 それ以上力篭めたら異空間が発生しちまう!」

 田所「やだー!もうこの場にいたくないっす!逃げさせてください!」

 ユーキ「もういいってこれからどうしたらいいのさー」

 田村「頭が痛い、ゴホッ……オエエッ…………凄く吐きたい気分……」

 実「もうこの場にいたくない
 悪いモノが、すごく気持ち悪い…………」

 ユーキ「実大丈夫ー?お姉ちゃんが背中スリスリしてあげようかー」

 実「ヤダ!コッチに近づかないで!!」

 ユーキ「ショックだー、最愛の妹に拒否されるとかマジショックだー」

 土井「いいから!早くそれを天に掲げろ!」

 ユーキ「もう何なのよみんなしてさー
 天に掲げるってこうー、これでいいのー?」


 闇の魔力が溢れ出ているスパークレンスを中空にかざすユーキ
 すると次の瞬間、ユーキは一筋の光となって熊本場内から忽然と姿を消した

 キリ「ハァハァ、何とか主人公嘔吐ENDは免れたぜ」
 ゲロイン

 土井「お疲れ様っす」

 キリ「それで、ユーキは?」

 土井「アソコっす」

 そういって城内の窓から外、空を指さした
 その方向に、朦朧とした意識で歩みを進める3人

 キリ「…………」

 田所「……んー?」

 キリ「お、何か来たぞ!?」

 実「あれは、一体?」

 土井「アイツこそ、俺らの最後の希望の光、いや闇か?
 どっちでもいいや、とりあえずあれが“ウルトラマンユーキ”だ」

 キリ「…………ウルトラマンユーキ」

 空の彼方からやってきた巨大な少女が
 勢いよく地表に着地し、土埃を舞い上げて熊本に降り立った
 土埃を上げるウルトラマン


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