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熊本弾丸ツアー @興行場への依頼 その31


 わざと攻撃を地面に立てて土埃を起たせて前方の視界を遮る
 次の手立てを分からなくする為の常套手段といえるこの戦法
 限られた時間が少ないこの現状で、手数を増やすのは一種の賭け

 だがそれを躊躇なく選ぶはユーキ
 多くの選択肢から決めた作戦は空中からの強襲
 思い切り跳躍して、熊本の空に舞い上がり

 突き立てた刀でくまモンの左肩から背中を串刺し
 大きな轟音と共に強引に大地へと押し倒し、大の字に転がるくまモン
 そのままもう一度、敵を内部から破壊するエネルギー放出を試みる

 くまモン「その攻撃は無駄だモン
 さっきと一緒でエネルギーを全て吸収してやるモン」

 ユーキ「そんな事出来るんでしょうかねー」

 くまモン「何を言ってるモン?」

 ユーキ「アンタの魔法は全部腕を起点にして使うんでしょー
 つまり腕が自由じゃないと一方的にやられる
のよねー」

 くまモン「確かにそうだモン
 だがいまさらどうやって腕を……腕が動かないモン!?」

 横たわるくまモンの腕は何にも拘束されず自由が効く
 ハズであったが、その手は意思に反してピクリとも動かない
 水の壁・蔓の網を突破され尚も余裕を持っていたのだが
 まさかの急展開に激しく動揺する

 ユーキ「うちには土魔法を操るトップクラスの馬鹿がいるのよー」

 その焦りの表情を見て元阪神タイガース・久保康友並みの笑顔を見せるユーキ
 久保康友

 得意の魔法を使って土枷を作り巨大くまモンを拘束し
 それ以上に汚い笑みを浮かべる土井

 ここに来てまさかの連係プレーを見せ、逆転劇を展開した

 ユーキ「さあフィニッシュよー!」

 くまモン「や、やめるんだモーン」

 先程の攻撃でパンパンに膨れ上がったくまモン
 そこに大量の闇魔術による魔力の注入を受け、一気に膨張
 2秒もしない内に巨大な光となって中空に爆散した



 激しい光によって熊本場内から戦いの様子を眺めていた
 キリ・田所・実の3人はとっさに目を覆う

 キリ「…………」

 田所「…………」

 実「…………」

 キリ「…………終わったのか?」

 田所「どうなったんすか!?」

 キリ「くまモンも、ユーキの姿も確認できん」

 実「お姉ちゃんもいないの!?」

 キリ「ハッキリとは分からんが、俺の眼だと見付けられん」

 実「そんな……」

 3人の目の前に映る光景は戦いで荒れ果てた熊本市内の無残な荒れ様
 そして空に広がる、光となったくまモンの残骸だけであった


 キリ「酷いな、これって復興までどれだけ費用が掛かるんだ」

 田所「分からないっすよ、モノだけじゃなくて人にも多数被害が及んでると思うんで」

 キリ「そうか…………
 ところで、今回の件はさ」

 田所「はい」

 キリ「自衛団とか興行場って無関係だよな?
 だから一切責任取らなくていいんだよな!?

 田所「何自己保身に走ろうとしてるんっすか!?」

 キリ「いやいや、そういうのって大事だぞ
 もしかしたら俺ら一生マグロ漁船に乗らないといけない羽目になるかもしんねーんだぞ!
 そういう事になってもいいのか筋肉!?」

 田所「僕の事“筋肉”って呼ぶのやめて下さい!
 それと、ホント悲惨な現実を前にしてそういう事話すのやめましょうよ!」

 キリ「今後の生活が懸かってると言うのに、何甘いコトを言ってんだ!」

 実「ねえ、あれ見て!」

 田所「あれ?」

 キリ「今一大事だというにのに、何かあったか!?」

 実「いいからキリさん!空を見てよ!」

 キリ「…………なんだよ」




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